タルン通信その6

しばらくぶりのタルン通信となってしまいました。

本日カトゥマンドゥに戻りました。
フラフラ元気にしてます。五体無事です。

残念ながらタルンピーク頂上を踏むことはできませんでした。
ベースキャンプから、C-1(CAMP-1)、C-2、C-3を設営するため、何往復もして、最終的に10月21日の午前2時にC-3(6400m)を出発して、頂上(7400m)アタックに入りましたが、7000m付近でなだれに遭遇して登頂を断念しました。怪我は幸いありませんでした。

MARTIN OTTA 率いる チェコ隊も、前進難渋を極め撤退を余儀なくされた模様。

因みに、今年のポストモンスーン期のヒマラヤ登山では

ー片山右京隊のエヴェレストは頂上直下でなだれのため撤退
ー近藤和美氏のK2およびガッシャーブルム1峰はいづれも天候不順で敗退
ー明治大学登山隊(三谷統一郎隊長)のローツェは登頂成功
ー山野井泰史夫妻のギャチュンカン北壁は登頂後なだれて負傷
ースイス隊のジャヌー 撤退

などなど、かなり成功率が低かったようです。

いやはや なんとも疲れました。
カトゥマンドゥをバスで出発して、2日後バサンタプールから歩き出し、ベースキャンプまで、なんと18日も57人の行進が続きました。

1度にすべてをお伝えするのは、難しいので、
1) 前編 カトゥマンドゥからベースキャンプまで、雨期の苦しい18日間の行進
2) 中篇 ベースキャンプ設営から、頂上アタック、撤退
3) 後編 ベースキャンプからタプレジュン飛行場までの楽しく明るいトレッキング
に分けて、ご報告いたします。

カトゥマンドゥから日本までのフライトは混んでいて、いつ切符が取れるか、わからないので、その間を利用して、メールしようと思っています。

取り急ぎ、近況の連絡まで.…

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